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看護師・保健師未経験の私が初めて転職サイトをつかってみた話

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このブログでは、国家試験を一浪して看護師免許を取った話を

以前にしたことがある。

 

 

しかし、私は看護師として勤務したことはない。

病院では、看護助手として働く中で

看護師として働く前に、いろんな世界を見てみたい。

という、思いから、看護師・保健師の資格取得後

看護師以外の職業についてきた。

 

子どもに関する某アミューズメント施設

ファミリー層が多く集まる接客業

インバウンドが多く集まる接客業

フリーランスが多いコワーキング施設

 

で働く反面、じわじわ、、、と、

 

健康に携わる仕事に就きたい

 

と思うようになった。

 

 

そのうちの一つ、初めてのことを今回はここで話す。

 

 

 

友人からの一言で転職サイトに登録

 

 

なぜそうなったのか、話が長くなってしまうので、

またまとまったら話をしたい

 

看護師の友人に相談すると

「転職サイトつかってみたらどう?私もこれで転職したよ。」

「未経験だったとしても、自分で探すより、自分に合ったもの提供してくださるよ」

保健師もあるし、非公開求人も結構出してくれるから自分でさがすよりいいかも」

 

ということで、看護・医療の転職といえば、という

看護業界の大手の某転職サイトを紹介され、登録した。

 

 

登録後の最初の電話

初めて登録したのは、看護師・保健師免許取得してから

1年のことだった

 

友人に紹介されて登録すると、さっそく

転職サイトの担当になる方Aさんから直接電話がかかってきた。

 

聞かれたこととしては

・名前・年齢・現在の職種

・希望職種・なぜこの医療業界に戻ろうと思った理由

・どんな働き方をしたいか(日勤のみ・2交代・3交代・外来・病棟など)

・持病の有無

と、根掘り葉掘り聞かれた。

 

大体電話時間は、1時間ぐらい。

初めてで正直緊張したが、面接の練習だと思いながら。

 

希望としては、保健師で行政・産業・委託などどれでもいいと思っていた。

 

 

かなり親身に聞いてくださり

「丁寧な方だな~」と思っていた。

 

 

「難しい転職活動を覚悟しておいてください。」

 

 

看護師未経験でさらに保健師を希望。

大学時代から、離職率が低く、求人も出にくい

安定的に働ける保健師は倍率がとにかく高い

ということを、教授から話はよく聞いていた。

 

でも

同じ大学内で、看護師の経験がなく、保健師として勤務した。

という例も聞いていたため、できるのだろうと希望はあった。

 

 

転職サイトの担当のAさんに、いろいろと根掘り葉掘り

情報を提供したのちに、言われたことは

 

「ん。。。難しい転職になりそうですね。

なかなか、決まりにくいと思います。覚悟はしておいてください。」

 

と、声のトーンがちょっと下がっていた。

 

案の定、難しい転職だということは言われることはわかっていたものの

実際に、私のように社会人経験としてあるけど、

未経験で医療現場に戻ってくるということは、珍しいらしい。

 

(過去に看護師・保健師としての経験があり、

産休・育休または何らかの理由でしばらく現場から離れていて

再就職となるケースはよくある)

 

担当者からの提案・注意

そんな私に担当Aさんが提案してくださったこととしては

 

保健師の前に、病棟で働くことで、ブランクのある分

医療現場に戻って、技術を身につけてから、保健師になるほうがいい。

経験として履歴書にかけるよ。」

 

と、病棟で働くことを強く勧められた。

 

個人的には、病院で働くことは看護助手の立場からしても

体力的にもちょっと難しいな。と思っており考えていなかった。

 

病棟看護師としての勤務のメリットを

キャリアアドバイザーの目線から、話してくださった。

あくまでも、現場の看護師ではなく、

現場から離れた客観的に見た一般的なものであること、ということを心にとめて

鵜呑みにはしないように、気を付けて話を聞いていた。

 

正直、実際働いている看護師や先輩は周りにいて、

病院で勤務する中での気づき、メリット・デメリット

病棟関連については、リアルに聞ける。

 

最終的にいろいろ聞いて、

 

提案されたことも含めて考えたい。

 

という旨を伝えて、1時間30分ぐらいの電話は終わった。

 

担当Aさんによると、

看護の転職に関しては、基本的に電話で一緒に転職活動をしていくとのこと。

 

しかし

平日の日中に仕事が入っているため、

電話だとなかなか出られないことのほうが多い。

 

できたらメールで求人などくださったら・・・。

やり取りもメールのほうが、こちらも文章で読むと整理がつく。

とお伝えしたが、

 

「電話でのやり取りがメインになるので、お時間合わせますよ。

じゃあ、夜からにしますか??」

と、都合を合わせてくださり、

1週間以内に、提案の考えについて話すこととともに

転職活動について、電話で進めていくことになった。

 

 

次の電話までに考えたことなど

 

電話を終えてから、次の電話までの1週間ほどの間

担当Aさんからの提案、病棟看護師として働くメリット・デメリットについて

もう一度整理してみたり

また、何人か病棟で働いている友人・先輩に現場の話をもう一度きいたり

ほかにも保健師として転職された方のブログ・記事・体験談なども目に通した。

それらを総合して、自分の気持ちを考えた。

 

もちろん現場で経験しキャリアを築くことは必要なことかもしれない。

ここでブランクを埋め合わせ、専門的な知識もさらに増えていく。

現場=即戦力を求められるから、病棟で働くことも無駄ではない。

ほぼ新卒に近い状態だからチャンスでもある。

でも、体力には自信もあまりなく、でも健康のサポートとして働きたい

と、

一週間たっても、自分の意見としてはあまり変わらなかった。

 

その間、担当Aさんからは求人や連絡に関しては一切来なかった。

 

 

一週間後

 

そして、夜の7時頃。

担当Aさんから

「あれから、どうですか。どのようにお思いですか」

と、聞かれた。

 

「いただいたご提案、現場で働いている友人・先輩と話して

やっぱり、保健師として勤務したいということは変わりません。

 

と、変わらないこと、

 

また、いくら求人が出てこなくても

求人の提供もしていただけたらと思う。

 

ということをお願いした。

 

担当Aさんにもちょっと申し訳なかったのだが

一週間では自分自身あまり変わらなかった。

 

担当Aさんは

「ほんと、〇〇さん(私の苗字)の求人があまりなくて

キャリアつんでいる間に、合う求人が出てくると思います。」

と、再び提案してくださった。

また、その提案の中で

保健師をやったとしても、やっぱり病棟看護師として向いてるって

思ったりもしますよ。」

と、保健師より、さらに病棟看護師について強く押してくださった。

 

なので、質問してみた。

 

 

どんどん流れが違う方向に?

「病棟でも、日勤のみの病棟とかってありますか??

 

と、求人についてお聞きすると、

 

「看護師長さんとかにもよりますよ」

「新人となれば、条件を付けてしまうと、技術は習得できませんよ」

「どれかを妥協していかないと。最初は夜勤はやりますよ。」

 

など、もはや、求人を探してくださるどころか

すべてが否定的な答えが返ってきた。

 

 

それが、病院の採用担当さん、看護師さんからいわれたら

「ああ。そうですね。」

って、納得はいくけれども、

 

看護師転職関連で、看護師として働いていない方がいうのは

「なんか違うんじゃない」って思ってきた。

 

全否定から始まって

じゃあどうしろというんだろうか。

と心の中ではふつふつと思っていたものの

返したところで、また否定されてしまうんだろうなあ。と

返す言葉も出ないし、ただうなずくだけだった。

 

時間も1時間が経過し9時前になっていた。

 

「もう、ビルの電気も全部消えて、私一人オフィスにいるので、切りますね」

 

と、切られてしまった。

 

 

電話が終わった後、一気に疲れが来たのか、何もやる気がなく

すぐに寝た。

 

 

きっと、担当Aさんも相当悩ましいクライアントだと思ったと思う。

しかし、こんな結果になるとはおもわなかった。

 

 

お互い平行のまま終わった、転職活動

数日後に、何もなかったかのように

 

「あれからどうですか?」と、電話がかかってきて

 

「特に変わりはない。もし求人があったら、いただけたらと思います。」

と、お伝えした。

 

私自身、あの電話から、転職に意欲がなくなり

しばらくは普通に働こうとおもい、自分がひかれる求人があれば

受けてみよう。

と、いったん転職活動はやめた。

 

 

 

 

 

転職サイトを使って思ったこと。

 

改めて日がたって思うことは、

 

・看護・医療関連の転職サイトでは

病棟看護師のほうが多く取り扱っているということ。

保健師は本当にまれで、出たとしてもすぐに埋まってしまうこと。

 

 

・求人が多く出る時期は2~3月ごろ。

記憶としては、初夏ぐらいに転職活動を始めた。

確かに保健師よりも病棟のほうが多い。

だから、病棟看護師を押していたのかもしれない。

 

・転職サイト・担当との相性

当時と比べると、看護をはじめ様々な転職サイトもかなり増えている。

一つだけでなく、様々な転職サイトに問い合わせると

ほかにもなかった求人を紹介してくださったり、

人の数ほど、自分と相性のいい担当アドバイザー・コンサルにも出会える。

 

初めての担当さんにはあとから思うと、相当困らせてしまったんだなと思った。

けども、「お互いの相性や求人のタイミングあるし、気にすることはないよ。」

と、転職コンサルとして働いていた友人に励ましの言葉をいただき

それから、いろんな転職サイトを活用するようになった。

 

 

・基本電話の問題

転職に関しては、会社などによるかもしれないけども

ほとんど電話がメインだったこと。

 

求人に関しては、本当にすぐ埋まることもあるらしいので、

メールよりよりリアルな電話のほうが、連絡などがいい。

 

しかし、電話orメールの選択肢が欲しい時もあった。

 

仕事中に突然電話がかかってきたり、

電話で切るのが日中無理で、夕方にかけると

担当のものに明日伝えておきますね。

など、すれ違いがあった。

 

あらかじめ日時を決めての電話が望ましいなと。

個人的に思っている。

 

または、回答するのに時間を要するものもあるため

メールでの返信も気軽にできるようにしてほしいなと

個人的にも思った。

 

 

今回は初めて

転職サイトをつかったことをかいたけど、

それから数年の間、転職を行う中で、転職サイトを利用した。

何度か利用する中で、求人が出る時期、転職サイト・会社との相性

など、最初に比べたら、転職のコツ?みたいなものがなんとなくわかってきた。

 

しかし、コロナ禍になってからは

個人的にどの業界も転職が難しくなったように思う。

特に未経験分野で雇われるとなるとかなり難しいなと。

 

医療業界としても、人員不足と叫ばれているけども

経験があって、即戦力のあるのが理想であって、

需要と供給が反比例していることもあるんだなと。

 

また、今後転職サイトを使った感想などから

誰かの役に立てたらと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保健師として働きたかった理由

保健師として働きたいと思ったのは、

看護助手時代に、退院する患者さんが地域にもどって、元の生活に戻っていくはずなのに、再び入院してしまうことが何度かあった。

それに疑問を感じて、退院後もサポートが必要であることの重要性を感じたからということ。

また、退院に限らず、普段の日常から健康を専門的な立場から

サポートできたらな。

という思いからだった。