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看護師国家試験に落ちて、一浪して合格した話

前回の続きはこちら

 

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病院、家族などいろんな人の協力があって、浪人生活を送れている最中。

 

国試が近づくにつれて、プレッシャーなどで体調が崩しやすくなり

 

休みの日は勉強はままならなかったこともあった。

 

勉強以前に体調管理もしっかりしないと受験できないことに気づいた。

 

そこで大きな決断をした。

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大きな決断

 

今は自分は何をしたいのか。

とずっと頭の中がめぐりにめぐって

 

「体調が万全で、国試に臨み合格したい」

 

という、答えが出た

 

そのためには、病院を辞める選択肢が出てきた。

 

しかし、このままだとプレッシャーで体調がどんどん崩れてくる。

 

勉強しながら働くか。勉強一本にしぼるか。

 

非常に迷った。

 

最終的に

「病院を辞める」

ことを選んだ。

 

こんなにも恵まれた環境のなか辞めてしまうことに、罪悪感でしかなかった。

 

しかし、いろんな道を教えてくれた、看護師長には感謝だ。

 

看護師と一緒に働くことで、ちょっとした看護師の勤務を体験でき

メリットデメリットもわかったし、

患者さんと関わる中でいろいろ思うこともあった。(割愛)

 

看護師として働くことも夢としてはあったものの、

ほかの形で、看護師として活躍できたらいいなと思えるようになってきた。

 

 

そして、辞める決断。

 

病院に決断を話したら

 

そして、看護師長に辞めることを話すと

「何より体調が一番。試験がんばってね!

また看護師として活躍できる場所はたくさんあるから。」

 

と、後押しされた。

 

看護部長との面談もあり

「看護助手として働けて経験できたことを生かして、

また看護師として働くなら、戻ってきてもいいから」

と、いうお言葉もいただいた。

 

前向きなおことばをいただき、さらに看護師免許取得に向けて

国試対策に気合が入った。

 

12月のクリスマスに病院を退職。

 

悔いなく退職。本当に感謝でしかなかった。

 

 

国試直前までの勉強法

 

12月で病院を退職し、それから実家に帰って

勉強をする日々。

 

勉強に使った書籍としては

room.rakuten.co.jp

room.rakuten.co.jp

 

この二冊を中心を使用。

 

AM9:00スタート

・必須問題AM、PM(1年分):赤本

 答え合わせして、解けなかったところを復習

 

PM

お昼ご飯を食べて、軽く散歩

 

・基礎看護+成人看護(1つ)+小児or母性or精神or老年

 

PM6時まで

 

の繰り返しだった。

 

平日はAM9:00からPM6時まで

土日は休みOR間違えたところを徹底的に復習するスタイルでやった。

 

場所はON・OFFの切り替えで

ONは図書館

OFFは実家

 

また、遅くまで徹夜することは、体調崩すだろう。と思い辞めた。

生活リズムを整えるほど、体調は良くなると思ったからだ。

おかげで体調は崩すことなく過ごせた。

 

 

また、国試の2月は毎日国試の過去問を

過去10年分解いていく毎日だった。

 

 

 

何よりも一番はメンタル

 

最初に受けた国家試験は、落ちた。

なぜ落ちたのかというと。分析すると

 

【メンタル】が大きく関係していた。

 

というのも、最初の国家試験は、問題が難しくて

自分に自信がなくなり

パニックになって、泣きながら問題を解いていたこと。

 

しかし、改めて落ちた時の問題を解いてみると

意外と得点が高かった。

 

もちろん勉強をしてきたことも一つだけども

 

「しっかり勉強をしっかりやってきた。」

「これだけやってきたから大丈夫」

「いろんな人のおかげで今の自分があることに感謝」

「落ちたとしても、勉強の方法が分かったからいい」

 

など、自分自身の心のメンタルが落ち着いていたこと。

 

 

また、前向きになれる音楽をきいたり、今後の未来を想像したりする中で

ワクワクする方向を見ていた。

 

 

勉強環境も影響していたかもしれない。

 

学生時代は、大学のみんなで勉強することが多く

「みんなで勉強すると、教えあって勉強が進むよ」

という、推奨があり、その通りにやっていたものの

いつのまにか、周りと比べてしまったり、勉強に集中できなかったのもあった。

 

 

思い返せば、過去に公文に通っていた。

通っていたくもんは、一人で問題を黙々と解くスタイルだった。

先生は解説はしてくれる時もあるものの、自分で考えて解いていく。

最初は、集中力がきれたり、投げ出したくなった時もあったけど

自分自身と問題と向き合い、難しい問題が解けた時うれしくて充実感があった。

 

しかし社会人になってから、

一人で勉強をして、できるかどうか最初は不安だったが

くもんのことを思い出し、勉強に集中できた。

 

また、あまり友人と距離が近すぎたら、勉強できないんだなとおもった。

 

そして、国家試験の当日を迎えた。

 

 

国家試験当日

 

国家試験は、最初不合格した国家試験と同じ会場だった。

泣きながら、問題を解いたことを思い出したが、

あの時は、あの時。と割り切った。

 

試験前までは、自分の弱い計算関連の問題を見直しているぐらいだった。

 

周りから、不安を感じる声も聞こえたが

イヤフォンから聞こえる、好きな音楽をきいて、

メンタルが安定できるように保っていた。

 

そして

国試は、過去問から出る傾向があるといっても

特殊な問題の出題方法や、解いたはずなのに忘れてしまったもの

など、やっぱり、ドキッとしてしまうこともあった。

 

でもできなかったところは、飛ばして、

時間が余った時見直せるようにしていった。

 

午前午後ともに終わたあとは

 

「あー、おつかれ」

と、ほっと一安心。

解答速報は直後に出たが、とにかくゆっくりと過ごした。

 

2日後ぐらいに、答え合わせをすると

不合格した時よりも、〇は多かったように思えたが

 

合格していたら、いいなあ。

 

と、ふわふわした気分だった。

 

その後、オーストラリアに行って

今後のキャリアをどうしようか考えていた。

 

そして合格発表。

 

合格発表はオーストラリアメルボルンにいた時だった。

 

イースターで店が休みが多く

公園で休んで、のんびりとしていたが

結果発表が近づくにつれて、ドキッとしていた。

国家試験の結果を見たのはAUS時間16時ぐらいだったと思う。

ドキドキしながら、あけると。。。

 

 

「あった。。。」

 

 

安堵感とともに、つい叫んでしまった。

 

両親にLINEで連絡をし、喜んでくれた。

 

 

改めて合格して

 

一浪すると、合格しにくい

 

よく学生時代から言われていた。

そして、実際、浪人になってしまった。

 

浪人ってネガティブなイメージもあるかもしれないが

浪人になてこそ、看護師として働くかどうかいったん向き合えた。

向き合ってから

国試を改めて受ける意味も見いだせてよかったかもしれない。

 

たまたま環境に恵まれたが、もしこのような環境がなかったとしても

自分にとって「看護師として働くこと」など考えていたのかもしれない。

 

今まで人生の中で、勉強はあまりしてこなかったが

看護師国家試験ほど勉強したことはない。

 

正直つらかったこともあるけども、

浪人したからこそ、出会えた人もいたし、経験できたことも。

(のちに書きたいと思う)

 

回り道したとしても、これでもいい。

人生に関して寛容になれた気がする。

 

浪人してよかったと、おもえた。

 

 

 

国試を落ちた自分に言いたい。

 

一浪したって、大丈夫。

人生いろんな出会いがあるから。

人生を楽しんでほしい。

浪人時代こそ、楽しめる時間だと思う。

いろんな経験から「看護師になる意味」など

見いだせるから。

看護師だけの道だけじゃない。

人生楽しんでほしい。